稽古46日目-模造刀、あらわる (5級9日目)20190315
~本日の稽古メニュー~
○準備運動
○膝行
○受身
○転換
○諸手取り呼吸投げ
○横面打ち四方投げ
○太刀取り呼吸投げ
道場に着くと
前回より武器の種類が増えていました
短刀
先輩自作の練習用杖
竹刀
木刀
模造刀
。。。武器屋さん?
ここまでならんでいると面白いもので
それぞれが手にとって素振りをする姿は
装飾品を鏡にあてて吟味する
マダムをみているような錯覚に陥りました
みなさん目がキラッキラしています
模造刀に至っては
談義に花が咲くことこの上なく
それぞれ抜刀して素振りして残心
を素早くされていました
普段生活をしているなかで
めったに見ることがないことと
立ち振る舞いのあまりの凄さに
ほえ~と眺めていたら
模造刀をホイと渡され
私も早速やってみることに。
そりゃテレビで時代劇みていましたし
岡田君の殺陣も(テレビで)みていましたし
るろうに剣心も(テレビと漫画で)みていましたし
シミュレーションはばっちりです!
案の定、
皆様の期待は裏切らず、
ぬ、ぬけない
鞘から刀が抜けない
何度試しても抜刀できない。
にやにやされつつも
先生から
「いーたろーさんの背丈と
身体の柔らかさなら
抜けるはずですよ。
抜けないのは身体の使い方が
出来ていないからです」
といわれ、
そこから抜刀の仕方を教わりました
①道着への鞘のさし方(←ここから(笑))
鞘の角度や手に取る時の位置を調整しました
②柄の持ち方
自分の持ちやすさ重視ではダメ!
きちんとした持ち方があるのでしっかり習います
③体を動かす順番
直立不動だとまず抜けません
刀を抜いた後切先を向ける方向に
背筋をまっすぐのばし顔を向けて姿勢をつくります
柄を握って腰を落として
左腕は鞘を掴んで左方向へ
右腕は刀を抜く(気持ち右)方向へ
腰またはおへそを左から右へひねって
ぐーんと伸びるように開きます
弓道で弓を引くときに
胸をはって腕を広げて身体を伸ばす
あのような感じでしょうか
最初は身体中の細胞を
「となりのトトロ」の
「まっくろくろすけ」に見立てて
全身をぞわぞわ~~~と動かすイメージで
してみたのですが、
どうも何かが足りない、、、
次第にその「まっくろくろすけ」を
ぞわぞわ広げたあとに
スパークさせる感じでやってみました
最初は鞘の途中半分で止まっていたものが
やがて1/4のところで止まり
あと2センチぐらいのところまで進み
もうこれ以上スパークするのは限界ぃ~
のところで抜くことができました
限界突破したあとにも課題があり。。。
抜刀で満足したのもつかの間
刀が重くて身体がよろけます
勢いつけて抜刀し
キリッと構えてみても
私の芯の弱さが露呈されているかのごとく
ブレッブレ。
また、刀が抜けないということは
身体の筋肉や神経が連動していないことなので
稽古の進捗の目安にもなります
ともいわれました
今回、模造刀でも軽い方を使いました
やはり身体の使いかたを覚える意味で
構え→抜刀→素振り→残心
の流れを行うことは
基本中の基本の大切な事とのことです
袴で模造刀を持つ姿って
スーツにメガネばりに
男前・女前(?)に見えるのは
目の錯覚でしょうか??
いや、手刀もかっこいいですよ!
「正面打ち」もいいけれど
どちらかというと
「横面打ち」の方が
観るのも、するのも
かなりの萌えポイントです
ありがとうございました^ ^
⌘⌘⌘